毎年この時期、「今年の夏祭り、どうする?」と主任に聞かれます。

去年の反省もある。やりたいこともある。だから今年は早めに動いて、自分なりの企画書を書きました。出し物の内容、役割分担、タイムスケジュール。「われながらよくできた」と思いながら、提出の前日にふと思ったんです。

去年の会議、何で詰められたっけ。

そのとき試しに、書いた企画書をAIに見せてみました。

「突っ込まれそうな点を教えて」と頼んだ

AIに渡した指示はこれだけです。

「この企画書を読んで、抜けている視点や、主任・園長から質問されそうな点を教えて」

返ってきた指摘のひとつが、こちら。

「保護者が参加しやすい時間帯への配慮が明記されていません。開始時間の根拠や、仕事帰りの保護者への配慮について触れると、会議で質問されにくくなります。」

…あ。去年それで聞かれた。

そのままの言葉では使いませんが、「あ、そこか」と気づかせてくれる指摘でした。自分で読み返しても出てこなかったのに、見せた瞬間に出てくる。書いた本人は「頭の中で補完」してしまっているんですよね。

指摘はまだ続いた

他にも出てきた指摘をいくつか。

  • 雨天時の対応(中止・延期・室内開催)の記載がない
  • アレルギー対応の方針が書かれていない(食べ物の出し物がある場合)
  • 後片付けの担当と時間の見込みが抜けている

雨天対応は「まあ当日に」と思っていたやつです。アレルギー対応は、確かに書いていなかった。片付けの担当は……書いたつもりで書いていませんでした。

全部、自分の企画書の話です。

壁打ちは「批評」じゃなかった

最初、「ダメ出しされるのかな」と少し構えていました。でも実際は淡々と「ここに情報が足りていません」と教えてくれるだけで、責められている感じはまったくなかった。

人間の同僚に「これ、穴ない?」と聞くのは、なんとなく勇気がいります。「準備が足りない人」と思われそうで。でもAIは何も思わない。何度聞いても、嫌な顔ひとつしない。

おかげで、会議前に自分で穴を塞げました。

今日のまとめ

  • 提出・発表の前に「突っ込まれそうな点を教えて」と聞く——自分では気づけない抜けが出てくる
  • 書いた本人は無意識に補完してしまう——だから第三者の目が必要で、AIはその役を24時間やってくれる
  • ダメ出しじゃなく、情報整理の手伝い——責められる感覚がないので、気軽に何度でも頼める

企画書の中身を考えるのは、やっぱり保育士の仕事です。でも、「提出前にもう一度見直す時間と相手」がいつもあるわけじゃない。そこだけAIに頼んだら、会議がちょっとラクになりました。

夏祭り、うまくいくといいな。

それでは、また。